長年狩人(トラッパー)としてロッキー山脈を生き抜いてきたノーマン。人間には、自然界の調和を保つ義務がある。そう信じる彼は、猟を通じて生態系の調整をすることに、狩人の本分を見出してきた。しかし、彼が守り続けてきた森と、そこに住む動物たちは、森林の伐採によって年々減少。仕事も、住まいも、生きる目的さえも失いかけたノーマンは、今年限りでロッキーを去ろうと決意する。そんな彼の元にやって来たやんちゃな10ヶ月のシベリアン・ハスキー、アパッシュ。狩りの邪魔をしソリをひく他の犬からも孤立してしまう彼女をノーマンは“ダメ犬”の烙印を押す。しかし、薄氷に落ちた彼の命をアパッシュが救ったことから、かけがえのない絆が結ばれ、ノーマンの人生は大きく変わっていくのだった……。 |